合同誌移行について


小野 高幸 運営委員

 第101回総会では、運営委員会から前回の総会以降の合同誌関連の動きについての 説明の後、合同誌移行についての実行案が提示され、議論の後、これが賛成多数にて 承認された。これまでの経緯、実行案の骨子、並びに審議経過の概要を以下に記す。  第100回総会以後、文部省への出版助成金申請を当学会からJGG誌の延長として行う ことについて、JPE誌関連学会での承認、並びにこれをふまえた文部省への平成9年 度申請が行われた。1998年1月から合同誌をスタートさせるためには、4月早々にも 合同誌の編集委員会並びに運営委員会が動き出す必要があることから、出版社の選考 、雑誌財政の具体的な検討、編集委員長選出、及び雑誌名選考が急がれたが、これら について以下のような結論がまとめられた。

1.出版社は合同誌作業委員会にて、出版社2社についてインタビューを行った結果 、テラ学術図書出版が最適であるとの結論を得た。

2.雑誌財政については、他学会からの補助金拠出が具体的になったこと、文部省か らの補助がJGGと同程度以上が期待できること、SGEPSSでは会員全員が購読すること が基盤となる。また出版社への打診を行った結果、1巻4200円程度で出版可能である との結論を得ることができた。これによって現在JGGを運営するため学会会費から支 払われている負担額と同程度の予算で合同誌が運営できることになった。

3.合同誌編集委員長選考委員会が開かれた。会長の指名により当学会からは小野、 山本、横山会員が選考委員として出席した。選考委員会での議論を経て、本蔵会員が 合同誌編集委員長となった。

4.雑誌名についてはフォーラムなどでの意見を基に、合同誌作業委員会で議論した 結果、Earth,Planets and Space が最適であるとの結論に至った。  以上の合同誌作業委員会ならびに合同誌編集委員長選考委員会の結果をもとに、 SGEPSS運営委員会では3月24日に拡大運営委員会を開催し、運営委員会としての合同 誌移行に関する共通認識を得た。すなわち合同誌移行については、以下の実行案につ いて総会での承認を得た後、合同誌の編集委員会と運営委員会を発足させることで SGEPSS運営委員会としての意見の一致を見ることができた。

実行案:

(1)編集運営体制:日本火山学会、日本地震学会、日本測地学会、 日本惑星学会、SGEPSSの共同での合同誌の編集委員会と運営委員会を発足する

(2)出版社:テラ学術図書出版

(3)雑誌名:Earth,Planets and Space

(4)購読方式:SGEPSSは会員数分の雑誌を買い取り、会員にこれを配布する方式とする

(5)予算:総額は現在のJGG程度に抑える

 また実行案が承認された場合、合同誌移行に伴いSGEPSS規約等に改正の必要なこと など、合同誌発足に関する今後の動きについて補足説明があった。 以上の運営委員会からの説明と実行案の提案に対し、以下の点を確認する質問が あった。

1.合同誌のサイズをA4版、2段組、1巻1200ページ程度とすること。

2.合同誌財政は雑誌の発送費用まで含めて検討されていること。

3.雑誌の財政等に関しては当面3年間は現在の計画で進め、必要があればその時点 で見直しを行うこと。

 また本蔵編集委員長からは、合同誌名の検討経過について補足説明があった。  以上の議論の後、実行案について採決した結果、賛成多数にて可決され、4年以上 にわたって議論されてきた合同誌が正式にスタートする運びとなった。